ドーナツの魔力は異常
こんにちは。
2年ほどでメタボからちょいマッチョになった30代会社員トレーニーのtorunekoです。
すんごい怖いタイトルですが、太りやすい仕組みを知りたかったので、調べてみたら面白かったことの共有ぐらいですので、気軽に読んでいただければ。笑
お腹が減ってしまうと、爆食を避けるのはめちゃめちゃ難しいですよね。
ダイエットにおいて、空腹は強敵なわけですが、そもそもなぜ私たちはこんなに太りやすいんだろうと考えたことはありませんか?
もちろん、
年齢によって代謝が落ちるから
糖質、脂質が多い食事を食べているから
運動しないから
など、理由は分かっているのですが、もっと根本的なところで「脳」(以下、脳みそ君と呼びます。)が関与していることが挙げられます。
急に脳とかいわれても・・・
小難しそう・・・
君とかつけてるのがキモイ!
など、ご意見はあるかと思いますが、全然複雑ではなく、とてもシンプルなお話です。
「なんでこんなに食べたくなるんだろう」を少し理解できるようになるので、「どうすれば食欲を抑えられるか?」に繋がり、ダイエットの一助になるかと思います。
・前提:脳みそ君は仕事めちゃできるけど、コミュ障でややジャンキー
・太る原因①:はるか昔の名残で、脂質、糖質をため込みたい性質がある
・太る原因②:脂質、糖質はうまい!とホルモンで感じさせられている
・対策①:ちょこちょこ食事を摂って空腹感を抑えよう
・対策➁:筋トレで味覚変わってくるよ
目次
科学的な仕組み①:人間は太るように作られている?
悲しすぎる見出しですが、おデブちゃんな野生動物はあまり見たことがないと思います。
もちろん、動物も食生活や運動量などで違いますし、飼い犬などは、たまにおデブちゃんもいますが、基本的には人間ほど太っている割合は高くないです。
その理由は下記2点で、「脳みそ君」に原因があります。
理由①:狩猟採取していた時代の名残でエネルギーを身体にため込みたい
脳みそ君は、いつでもご飯が食べられる時代になったことを認識していません。むしろ、いつやばい時があってもいいように、エネルギーを常にため込みたい!と思っています。
石器時代のように食事がいつ摂れるか分からない状態ですと、このエネルギー貯めこみ機能は恐ろしく有能でした。
しかし時代が変わり、いつでも栄養摂取可能となったのに、脳みそ君はそのことを知らないので、今でも同じようにエネルギーをたくさん取り込んでしまいます。
しかも脂肪は上限なく溜めてOKなので、なおさらです。
結果的に、私たち人類は太りやすくなってしまいました。
脳みそ君は普段はバリバリ仕事をこなし、あらゆる業務を遂行するので、いつも本当に助かっているのですが、すごく思い込みが激しいのです。職場で1~2人いるような、コミュ障で仕事が出来る厄介なタイプです。
理由➁:人間は脳がでかいので、必要エネルギーも多い
何もしなくても全体エネルギーの20〜30%は脳に使われます。そのおかげでこうやって文章を書くことが出来るので、文句は言えませんが、とにかく脳みそ君の維持はコストが非常にかかります。
そうなると、理由①に書いたように、やはりエネルギーをくれくれ状態になりやすく、隙あらば、脂肪を蓄えようとしてしまいます。
よく「仕事で集中したから、糖分を摂らなきゃ」という話を聞きますが、
すでに十分な栄養がお腹にあるでしょ?
先にそっちをエネルギーに使いなさいよ!
と思うわけです。
とにかくエネルギーを溜めないとやばい!!と強迫観念に襲われている脳みそ君は、ちょっとジャンキーな性格でもあります。
科学的な仕組み➁:心も脳みそ君にコントロールされている?
さらに厄介なことに、
「身体に悪いものは美味い」
という黄金法則を脳みそ君は成り立たせてしまいました。
上記の通りエネルギーを溜めやすいのに
糖質=めっちゃうまい
脂質=すんげぇうまい
と感じる仕組みまで整っているのです。
脳みそ君は糖質も脂質も身体の中に入ってくると、「報酬!!」と認識するので、もっとゲットしろーー!!と身体にホルモンで指令を出してしまいます。
ボーナスのためにバリバリ仕事をこなしてしまうわけです。
そのホルモンにより、
また食べたい
身体が必要としている
自分には糖分が必要なんだ
と心が動いてしまい、結果的に、糖質、脂質をまた摂取しようとしてしまうという流れになります。
もちろん、糖質、脂質は重要なエネルギー源で、エネルギー効率が非常に良いので、生きるためには重要な現象です。
ただ、現代の食生活の変化で、必要なことが変わっていることに気づいていない脳みそ君をいかに制御してあげるかが、食欲をコントロールする上ですごく重要になってきます。
脳みそ君を制御するための3つの方法
じゃあ、どうすりゃええねん!?という話に移ります。
空腹感を感じる前にちょこちょこ食べる
正直、お腹がかなり減った・・・・と感じた時に爆食を防ぐのはマジで難しいです。私の敗北の歴史が物語っています。
対策としてがっつりお腹が空かないように、下記のように食事時間の管理をしています。
6時 朝ごはん
10時 おやつのプロテイン(プロテインバーとかでもいいかも)
12時 昼食
15時 おやつのプロテイン
18時 夕食
20時 がちのおやつ(最近はわらびもちがお気に入り)
21時 おやつのプロテイン
仕事がない日のほうが上記のリズムが狂い、つい食事量が増えがちなので、一定時間で何か摂取するのが相当重要だと認識しています。
食生活を一新してしまう
出来たら最初から苦労してねぇ。
知ってるわい。
ということが殆どですが、何か1つずつでも取り組んでいけたらと思います。
コツ①:加工食品よ、さようなら
加工された食品ってうまいですよね。
ハム
ハンバーガー
ケンタッキー
唐揚げ
牛丼
ラーメン
などなど、挙げればキリがないです。
書いてるだけでも食欲をそそるやばい食品たちですな。
これらは当然、売れるように、「また食べたいと思えるよう作られている」ので、
糖質、脂質が多量
咀嚼がなくても食べられる
食品添加物の存在
など、脳みそ君に働きかける仕組みがバッチリ整っています。
これらは空腹感を感じると強く求めるようにデザインされているので、先ほどのように、なるべくお腹ががっつり空かないような工夫をしています。
コツ②:今知ってる良さそうな食事を摂る
調べていて悲しい事実ですが、王道しかありませんでした。笑
これだけ食べれば・・・
これだけやれば・・・
ってないんですね。
何が身体に良さそうかはもう十分知っていると思いますので、それに1つずつ置き換えていくしかないです。もちろん、ハンバーガー、ケンタッキー、牛丼、ケーキ、ドーナツに慣れていると、最初はすごく抵抗感があります。
なんか食事で満足できないのではないか?
楽しみを奪われて損するようになるのではないか?
と。
そんなときにオススメしたいのが、筋トレです。
筋トレ開始当初は、適度な運動により空腹感が増し、食欲が爆増していましたが、ある程度、しっかりトレーニングできるようになってくると、明らかに身体が栄養があるものを欲するようになり、少し味覚が変わっていきました。
私も今ではお野菜大好きマンになり、きんぴら毎日食べていますが、元々、なんで根っこ食わんといかんねんと思っていました。
トレーニングを通じて、食生活の変更にも苦がなくなり、運動量も上がるということで一石十鳥くらいあります。
コツ③:炭水化物、脂質を少し変えてみる
全部変えたくない!!!という方には、最終的に、主食と油だけをまず変えてみてはどうかプランを提案します。やはり、精製白米や菓子パンなどの炭水化物、肉類の動物性脂肪は当然、太りやすいですよね。
・痩せやすい糖質
玄米
オートミール
全粒粉のパン
・痩せやすい脂質
えごま油
あまに油
タンパク質を増やす
最後にやってきました。やはり最後の砦はタンパク質ですね。
タンパク質の増加には、
食欲を抑える効果
筋肉量を増加させる効果
があり、糖質、脂質への上を軽減してくれます。
実際、プロテインはちょっと甘くておやつ代わりに飲むと、空腹感も満たせます。
デメリットは、たまに、プロテイン=おやつで、自分は何をしているんだろうとちょっと悲しくなる時があるくらいです。
タンパク質を摂取すると、
インスリン分泌が抑制される効果があり、それが食欲の減少に繋がっています。また、食欲を促進するホルモンも減ることが報告されているとのことです。
まとめ
今回は下記についてでした。
・脳みそ君は間違いを起こしやすいので、適切にコントロールする必要あり
・欲求が出てきだしたら、強すぎて大体勝てない
・空腹感はちょこちょこ食べて解消しよう
・食生活を変えるにも筋トレはオススメ
・やっぱり最後はタンパク質
わがままなボディとのお付き合いが決して悪いわけではありません。
ただ、疲れやすかったり、動きづらかったりと日常で抱えるストレスが嫌だったので、変えることを決意して、だいぶ楽になりました。
みなさんと共に素敵ボディになれたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ツイッターでは普段の生活について、呟いています。