2年ほどでメタボからちょいマッチョになった30代会社員トレーニーのtorunekoです。
あぁ、、、体脂肪を落としたい!!!
すでに美ボディな方以外は、もはやみんな思っていると言っても過言ではありません。
私も常々思いながら、マクドに通う日々です。
ただ、改めて考えると1つ大事な疑問がありまして、それが、
そもそも脂肪ってなんだっけ?
どうやって蓄えられて、なんで落ちにくいんだっけ?
そうなんです。
原理というか仕組みをイマイチ理解していない。
オススメの運動や食事方法を勉強して分かった気になっていますが、脂肪ってなんなの?と聞かれると、うまく答えられない。
適切な運動、食事について自分で判断できるようになるため、体脂肪とは?について学んだことを書いていきます。
・「体脂肪はエネルギー的に優秀」なので溜めようとしがち
・しかも「上限なし」で溜められる
・さらに「出来るだけ使わない」よう大事にしてる
・体脂肪を落とすには「筋トレで基礎代謝を上げる」が効果的
目次
体脂肪はなぜついてしまうのか?
下記2点により、身体にとってはすごく大事に貯蓄されてしまいます。
エネルギー源として優秀だから
身体を動かすにはエネルギーが必要ですが、脂肪細胞はエネルギー源としてとても優秀です。
1kgあたりのエネルギー量を比較すると、
・炭水化物→4kcal
・タンパク質→4kal
・脂質→9kcal
となり、抜群にエネルギー効率が良いことになります。
残念ながら、身体は見た目など気にしないので、エネルギー減として脂肪を貯蓄しよう!!と考えてしまうわけです。
しかも!!
炭水化物の場合は、水と一緒に蓄えられるので、
炭水化物+水(1kg)→ 炭水化物は1kgもないので、4kcalのエネルギーを生成できない
となり、さらに脂肪のほうがいいじゃん!!となってしまいます。
非常に困った事態です。
いくらでも溜められてしまうから
次に厄介なのが、どんどん溜めまっせ!という体制が整っていることです。
普段使われるエネルギーは、
食事 → ブドウ糖 → グリコーゲン(筋肉や肝臓)
として貯蓄されます。
ただ、貯蓄できる量に限界があり、あまり多く溜めておけません。
一方で、脂肪細胞はいくらでも溜められます!
つまり、自分のお腹や背中などお肉を感じる部分は、緊急時に備えてたくさん溜めてくれちゃってるからなのです。そんな緊急時はほぼないですし、余裕でお腹が空くのが腹立ちますね。笑
体脂肪は消費順番も遅いので落ちにくい
こんなに大事に貯蓄されているおり、さらに引き出すのも一苦労。
普段使っているグリコーゲンがなくならないと、効率的に脂肪細胞をエネルギー減として使ってくれないのだから、困りものです。
定期預金なみに、一度溜めたら動かさないぞ!という身体の意思を感じますね。笑
お金と体脂肪がマジで逆ならな~と書いている最中に5回は思いました。
どうやって体脂肪は落としたらいいの?
じゃあ、結局どうしたらええねん?
ということですが、溜めないのが一番です。笑
蓄積すると厄介なこと、この上ないので、普段の生活が・・・・とか言っていたら怒られそうなので、具体的な運動のポイントを書きます。
30分以上の有酸素運動を定期的に行う
30分以上である理由
先に身体の中のグリコーゲンを使い切るのに15分~20分かかるいわれます。
※実際は、グリコーゲンとともに少しずつ脂肪も使われているらしいです。
ゆえに脂肪をエネルギー源としなければならないよう30分は続けたいです。
定期的に行うべき理由
運動不足に陥ると下記2点のマイナス効果が出てしまいます。
・エネルギーを脂肪に蓄える酵素の働きが弱まる
・インスリン(余ったブドウ糖をグリコーゲンや中性脂肪にする)の働きが弱まる
インスリンの働きが低下
↓
余ったブドウ糖がグリコーゲンや中性脂肪になりづらくなる
↓
血液中に糖分が残ってしまうので、血糖値が上昇する
↓
血糖値が上昇により、インスリンの分泌量が増加
↓
脂肪分解を抑制する効果大
↓
脂肪たっぷり!
筋トレしよう
やはりか、と私も思いました。
ポイントもへったくれもないですね。笑
筋トレで筋肉量を増やすことの重要性は、下記、消費エネルギーについてで書きます。
消費エネルギーについて
消費カロリー>摂取カロリー
の図式を作りたいわけですが、消費するエネルギーには何があるのでしょうか?
消費エネルギーは下記3種類
基礎代謝(心臓や呼吸など必須項目):約50%
生活活動代謝(動くことで発生するエネルギー): 約30%
食道性代謝(食べ物の消化吸収):約10%
運動すること自体の代謝は、生活活動代謝に含まれます。
ただし、それだけで痩せていくのはなかなか難しいのです。体脂肪を減らすために必要なカロリーが思っている以上に多いからです。
体脂肪1キロのためには7000kcalが必要
運動によって痩せよう!!と思っても、1回の運動は、精々200~300kcalなので、意外と脂肪を落とすまでに時間がかかります。
だから、走った後に、お腹が空いて爆食すれば、プラマイゼロどころか、むしろプラスの可能性大です。
筋トレは基礎代謝を上げることができる
ここでようやく筋トレの話ですが、筋トレはそれ自体の消費カロリーに加えて、筋肉1kgで約50kcal/日の基礎代謝UPが見込めます。
え、たったの?
しょぼ
と思われた方は、ぜひ、下表をご覧ください。
1か月頑張って筋肉を1kg増やした場合(初心者の方は十分可能)、週2でジョギングするより、週1で筋トレした方が1か月での合計消費カロリーは大きくなります。
項目 | 運動による代謝 | 基礎代謝 | 合計消費カロリー | ||
月の回数 | 一回の消費カロリー | 基礎代謝 | 日数 | ||
週1筋トレ | 4 | 300 | 1650 | 30 | 50700 |
週2ジョギング | 8 | 300 | 1600 | 30 | 50400 |
また基礎代謝を100kcal増やせるなら、2か月弱で約7,000kcal消費出来るので、何もせずとも1kg脂肪を落とせる身体になるということです。
不労所得みたいで、うますぎる話ですね。笑
まとめ
自分で調べてみて意外と知らなかったというか、ぼんやりとしか認識していなかったことがはっきりしました。
成分表を見たり、運動を行う際の時間の目安や、消費カロリー計算に使えそうだなと思います。
今回は下記についてでした。
・身体にとって体脂肪は溜めたい大事な存在
・溜めないが望ましいが、お肉がついてきたら、基礎代謝を上げよう
・基礎代謝UPは筋トレで筋量を増やす
わがままなボディとのお付き合いが決して悪いわけではありません。
ただ、疲れやすかったり、動きづらかったりと日常で抱えるストレスが嫌だったので、変えることを決意して、だいぶ楽になりました。
みなさんと共に素敵ボディになれたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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